あなたは自分が好きですか?-010

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さて、今回のブログは「幸せはこころの調和から」のメルマガ第12号からになります。

 

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自分自身のことが好きか?と問われたことは、あまりありませんよね。

 

「もちろん、大好きです」と答えると、ナルシストのように思われたら嫌だなと思ってしまうのが、シャイな日本人の傾向です。

 

ナルシストやナルシズムは、フロイトが「自己愛」や「自己陶酔」という意味で初めて心理学用語として使いました。

 

ナルシストは、自分だけの考えや生活スタイルが好きすぎて、それに執着し、他人の意見や言葉を全く受け容れません。

 

その結果、社会生活上で不都合や不適合を起こします。自己愛性人格障害と呼ばれる場合もありますね。

 

普通の人は、他人と自分を比較して、自分に劣等感を持ったり、嫌な部分を感じたりします。

 

だから、100%自分のことが好きだとは言えません。それでも、やはり、自分は大切にしたいと思っています。それが、普通の人のバランス感覚ですね。

 

ところが、そのバランスのとり方には注意が必要です。

 

自分には好きなところや、嫌いなところがあるのは、たいていの人が感じているところです。

 

しかし、自分の嫌いなところにフォーカスしすぎるのはよくありません。

 

というのも、引き寄せの法則が発動するからです。

 

ジェームズ・レイ(Science of Success, Harmonic Wealthの開発者)は、

 

「あなたが、自分自身との付き合いが楽しくなかったら、どうして他の人があなたとの付き合いを楽しめるでしょうか」と言います。

 

その通りですね。

 

自分が嫌いで仕方がないなら、もっと自分を嫌いになる現実を引き寄せてしまいます。

 

だから、他人は、ますます「あなたのことが気に入らない」という態度をとるでしょう。

 

そして、ジェームズ・レイは、

 

「ここであなたに考えていただきたい質問があります。あなたは他の人があなたを扱って欲しいように、自分を扱っていますか」と。

 

たとえ、自分には劣等感や嫌なところがあっても、自分を大切に扱わないと、自分が大切に扱われない現実を引き寄せるのです。

 

そして、ますます、自分に対する劣等感と嫌悪感のデフレスパイラルに落ち込んでいくのですね。

 

だから、他人と比較して劣等感や嫌悪感を自分に持つ習慣はできるだけ早く捨てましょう。

 

明石家さんまさんは、「生きてるだけで丸もうけ」と言いましたが、名言です。

 

生きている自分自身が、ラッキーなことで、感謝そのものなんです。

 

だから、自分自身を愛してください。

 

自分自身が「愛される存在、感謝される存在」になれるように、愛と感謝の言葉と思いで満たしてください。

 

そうすれば、他人や社会から、愛され感謝される現実を引き寄せます。

 

 

人のために生きることこそが美しいと、自分を犠牲にすることばかりを子どもの頃から刷り込まれた人はかわいそうです。

 

自分は、人の犠牲になるために生まれてきたのではありません。

 

つねに、自分のこころの中は、自分自身への愛の欠乏を感じて育ってしまう可能性があります。

 

自分自身への愛の欠乏は、怒りの感情に支配され、ますます愛の欠乏を感じる現実を引き寄せることになるかもしれません。

 

そうなると、人のために尽くしているようですが、ちっとも愛される存在として扱われません。

 

人のために一生懸命だけど、どこか付き合いにくい、嫌な感じのする存在として、人が近づいてこないかもしれませんね。

 

 

一番大切なことは、ます、自分を愛することです。

 

その愛は、愛の波動を出して、愛すべき現実を引き寄せます。

 

愛の波動は、周りのみんなを愛の波動で包み込みます。

 

愛される存在が、愛の場所を広げるのです。

 

 

人は他人のことをするために、生まれたのでしょうか。

 

そうではありません。

 

他人の気持ちや考えを変えることができますか?

 

変えることができるのは、自分の気持ちと考えだけです。

 

だから、一番大切なことは、自分のこころを愛と感謝で満たすことです。

 

それによって、自分の周りに愛と感謝の現実を引き寄せます。

 

すくなくとも、他人を傷つけ喜ぶ嫌な自分を見ることはなくなります。

 

人に自然に優しくできる自分を見つけることになります。

 

世界中の一人ひとりが、自分のこころを愛と感謝で満たせば、愛と感謝に満ちた平和な世界が実現します。

 

愛と感謝に満ちた平和な世界は、法律や道徳で強制して実現できるものではないのかもしれません。

 

それは、一人ひとりが引き寄せるものなのではないでしょうか。

 

 

 

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